本室では,物質の基本的性質である電気的磁気的性質を,温度および磁場の広い範囲にわたって測定するとともに,その設備を所内外の共同利用に供しています.ご利用には高圧ガス(寒剤含)利用講習会(オンライン講習可)の修了が必須です.
DC/RSO headの換装はユーザ(勿論経験者に限ります)で行って頂けます.
RSO時の圧力セルなどの駆動部に負荷のかかる利用は,厳禁となります.
mpms hardware namual (pdf)
mpms Multi-Vu manual (pdf)
ppms横キャビネット内のマニュアルを参照してください(冊子体 日本語)
インストールはユーザで行わないでください.試料マウントに関してお問い合わせください.
1st (pdf, SQUID検出系チェック, 2024/01/30-31)
2nd (pdf, Magnet制御系チェック, 2024/02/13-17)
3rd (pdf, DC, RSO比較, 2024/03/18-21)
グレーレモはユーザでセットアップしてください.判らないときはお問い合わせください.
DC/AC測定用パックは基本的にはユーザでご用意ください.
ただし2~3回だけの利用予定であれば電磁気室のものをお貸しできます.
ローテータ用パックもDC/AC測定用パックに準じます.
ローテータの配線にアセトンなどが掛かると百万円以上の損害がでます.ご注意ください.
プローブ設置毎,測定開始前に,必ず管理者のチェックを受けること(1時間程度, 深夜週末不可).
試料槽への外気の漏れこみにより,数百万円の損害がでる場合があります.
ppms hardware manual (pdf)
ppms resistivity option manual (pdf)
ppms horizontal rotator option manual (pdf)
ppms Multi-Vu manual (pdf)
当室のPPMS/MPMS-XL-aの使用申請は、以下のルールをよく理解した上で
下記の「使用予定表」を確認後,申請テンプレートを使って電磁気室アドレス(gmailへ送られたものは無視されます)へ申請して下さい.ただし,MPMS-XL-bを利用希望する方はMPMX-XL-b向けのページを参照してください.
#1. ひと月最大8日.
#2. 平日連続最大3日(宿泊を伴う遠隔者を除く).
#3. 土日を含めば連続最大8日.
#4. 来月分は今月20日以降申請可(宿泊を伴う遠隔者を除く), 早い者勝ち.
#4-1.但し,ppmsの申請に関しては非遠隔者はカレンダーをよく参照し必要な行動をとって下さい.
#5. 48時間後の予約が無ければ8日を超えて申請可.
#1. ログを走らせ、ログファイル(yyyymmdd.env or -.dat, 60秒毎,全ての項目を取得)を所定のフォルダに作成.
#2. マルチファンクションプローブなどユーザ側設定を行う場合,設定毎に測定開始前にチェックを受けること.
#3. 全てのトラブルの報告. (緊急時連絡先はA056に掲示してある)
#4. 交代時に装置にヘリウム等寒剤を満タン補充.
#4-1. Heべっセル内残量が30 L以下になった場合は当該べっセルを液化室に即時返却.
#4-2. 液化室でのHeべっセル交換(基本水曜日)とN2ベッセルへの補充を適宜行うこと.
#5. 測定データは所定の方法でのみ取り出す.
#6. ユーザ交代時刻は午前10時. (例, 8/3-8/5予約は8/3 10:00am-8/6 10:00am)
#7. サンプル等持ち込んだ物は全て持ち帰る.
#8. 測定終了後作業台の清掃. (ゴミの分別に注意).
1. apparatus : mpms-a/mpms-b/ppms
2. term : yyyy/mm/dd ~ yyyy/mm/dd
3. your name/affiliation :
3. your (mobile) phone num :
4. measurements : M-T/M-H/R-T/R-H/etc..
5. temperature/field range : 2-350K, 0-7T(mpms-a), 0-5T(mpms-b), 0-9T(ppms)
6. sample (chemical formula) :
7. note for the sample (poison/radio active etc..) :
# ppms/mpms其々にログノートがある.
# ログファイルのファイル名はログノートに記入.
# Utilities/Log MPMS Data/, Utilities/Log PPMS Data, のダイアログボックスを開く.
# ファイル名, yyyymmdd.env(mpms) or -.dat(ppms)を指定,ログファイルを所定のフォルダに作成.
[ppms] c:QdPpms:Data:log:
[mpms] c:QdMpms:Log Data:
# sampling rateを60 sec程度に設定.
# sampling items [check box],temperature, field etc..などをcheck.
# "START" ボタンを押す.
# [ppms] グレーレモを結線する.
# [ppms] ユーザ側設定を行う場合, プローブの抜き差し毎に必ず管理者による測定前チェックを受けること(週末深夜不可).
# [mpms] DC-headに測定probeのslide and seal(青い部品)を固定する羽根の向きを,逆にしない.
各測定装置制御PCへのUSBメモリ挿入は厳禁します.
データの取り出し方は,管理者が最初にインストラクションします.
汲口へアクセスできるユーザは,N2ベッセルも満タンに.
Heトランスファーチューブ使用後の,固定具(wilson seal)とクリップの位置関係に注意!.
固定具を紛失した場合は,工作室での精密旋盤を使った内グリ作業をして頂くことになります.
standby mode :
[ppms] Instrument/Shutdown ,
[mpms] Instrument/Standby ,
ダイアログボックス中の説明を良く読み"OK"ボタンを一度だけ押す.
[ppms]
グレーレモは抜いて所定の位置へ格納.
multi-vuの測定オプションはde-activate.
PPMS configを変更した場合は元に戻すこと.
rotator option使用後はsend gpib command "usertemp 0".
[mpms]
DC-headへ換装.
Multi-Vuは高温Optionモードでないこと.
日本カンタムデザイン社 のサイト