■粉末構造解析室(A474号室)
リガク製粉末X線回折計(SmartLab 3kW)。
主に粉末試料や薄膜試料の物質同定に用いる。構造解析も可能。
縦型ゴニオで粉末試料が落下しない。
測定は全自動でターゲットはCu (管球) を使用。
IPX社製ラウエカメラ。
比較的大きな結晶の方位決定に用いる。
イメージングプレート(IP)にて撮影する。ターゲットはWを使用。
リガク製単結晶構造解析装置(R-AXIS RAPID II)。
単結晶の軸立てや構造解析に用いる。ターゲットはMo (管球) を使用。
*装置入替えのため低温はしばらく中止
リガク製極低温粉末X線回折計(SmartLab 9kW)。
主に粉末試料の構造解析や4Kまでの極低温測定に用いる。
測定は全自動で、ターゲットはCu (回転対陰極) を使用。
*入射X線はヨハンソンモノクロによりCu Kα1に単色化されている。
■単結晶部屋(A472号室)
マックサイエンス社製イメージングプレート型回折計(DIP320V)
低温、高圧を含めた結晶構造解析に用いている。
真空カメラになっており全温度範囲で低バックグラウンドの撮影が可能。
ターゲットはMo(回転対陰極)を使用。
*現在故障中、早期の再稼働を目指しています
Rigaku社製単結晶回折計XtaLab P200
Hypix6000+Varimaxで実験室系としては十分な性能。
ターゲットはMo。窒素吹付装置で低温測定も可(120Kまで)。
粉末回折も可。空気不安定物質をキャピラリーに詰めて測定できます。
TypeCのX線装置が隣にあり同時には使用不可。部屋は普段施錠します。
精密な装置なので、習熟するまでは担当者が付き添います。
*現在フィージビリティスタディ中
**部屋ごと管理区域です、個人線量計なしには入れません。
マイクロサポート社製マイクロマニュピュレータ
左右手のアクシスプロによりミクロンサイズの試料サンプリングが可能です。
■試料準備室(A471B号室)
Unipress社製ワイヤーソー
精緻な結晶切断に用いる
オリンパス社製偏光反射顕微鏡
SBIG製冷却CCDによりクリアなドメイン観察が可能
NARISHIGE製プーラー
二段引きが可能な重力落下方式プーラー。ヒーター値の調整で任意のテーパー形状を実現できる。
NARISHIGE製マイクロフォージ
顕微鏡下でのキャピラリー先端加工機。
熱量と照射方向を自在にコントロールできる。
リューター社製精密マイクロボール盤
ダイヤモンドアンビルセルのガスケット穴あけ(0.2mmまで)に用いる