走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscopy)は試料表面に細く絞った電子線を照射・走査して得られた信号をスクリーンに結像することで拡大像を得ます。通常は大きさ1ミクロン以上の粒子の形状,組織,化学組成を調べるのに適していますが,調整によって1ミクロンを下回る粒子の観察も可能です。
SEM写真館には各装置で撮影したSEM写真をおいているので,性能などの参考にしてください。
走査型電子顕微鏡(JEOL JEM IT-100) with EDX
Wフィラメント,加速電圧:0.5-20kV,倍率:~30万倍,分解能:4-15nm(20-1kV),EDX:Be~Uまで検出可能。