共同利用研究代表者・共同研究者各位
物性研では2015年7月より新システムが稼働しています。
このシステムは2000 ノード程度から構成されていますが、
そのうち288ノードは 演算加速装置としてGPGPU(NVIDIA Tesla K40)
を備えています。物性研スパコンが演算加速装置を導入するのは
本システムが初めてですので、現在ユーザのみなさまが開発、
利用中のプログラムの 多くがGPGPUに対応していないものと思われます。
そこで、物性研スパコンを効果的に活用するため、
2015年度より継続してGPGPU移植支援サービスを実施しております。
次年度に関しましても、下記の要領にて引き続き
GPGPU移植支援サービスを実施することにいたしましたので、
ご案内いたします。
記
募集内容:
申請者が開発に関わっているプログラムで、GPGPU利用が未対応、
もしくは対応が不完全であるものについて、GPGPUへの移植支援を行うもの
を募集する。提案は物性研究所において審議し、プログラムの選定を行う。
なお、選定の段階で、 着手時期・実施内容の詳細に関して確認および調整を
依頼する場合がある。選定されたプログラムは下記「実施体制」のもとで、
プログラムの解析、GPGPUへの移植対応(hotspotの OpenACC/CUDA 化、
CUDA対応ライブラリの利用など)を行う。GPGPUへの移植対応が難しいと
判断された場合には、その旨の解析結果を報告する。
募集件数:
最大2件。
実施体制:
- 物性研スパコン導入ベンダのシステムエンジニア数名。
- その他物性研スタッフ若干名。
実施期間:
2019年4月より2020年3月までのうち、
プロジェクトあたり2ヶ月程度を目安とする。
利用料金:
無料。ただし採択された場合は、成果報告会での発表、
及びActivity Reportへ の寄稿等を依頼することがある。
応募締切:
2018年12月4(火) 必着
その他詳細について:
応募書類、実施体制、提出先などは以下の募集要項(PDF)をご参照ください。
https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/scc/wp/wp-content/uploads/2021/07/2019gpgpu.pdf
みなさまのご応募お待ちしております。
以上
物性研究所大型計算機室
center__at__issp.u-tokyo.ac.jp (__at__を@にして下さい。)