障害情報
2016/05/08
CPUの動作周波数が低い周波数に固定されることによるジョブのスローダウン障害について
ある特定の計算ノードで実行されたジョブの実行が遅くなる障害が発生していましたが、現在回復しています
物性研スーパコンピュータシステム共同利用
平成28年度研究代表者・共同研究者各位
物性研システムBにおいて、ある特定の計算ノードで実行されたジョブの実行が遅くなる障害が発生いたしました。ジョブの実行が遅くなっていた原因は、本来可変であるはずのCPUの動作周波数が最も低い周波数に固定されていたためで、本現象はノードの再起動によって解消しております。
本障害の影響をうけたユーザには個別にご連絡をお送りしております。また、この不具合に該当したジョブについてポイント返還の措置をいたします。
本事象の発生時期、及び発生原因については現在調査中です。今後、監視を強化し、本現象の原因究明につとめるとともに発生時の被害が拡大しないようにいたします。
ご不便をおかけして大変申し訳ありません。
以上、よろしくお願いいたします。
【2016/10/07 追記】
その後の調査にて本不具合はファームウェアによるものと判明いたしました。7月度定期保守に行われたファームウェアのアップデートにより、本不具合は解消したものと思われます。