Quantum ESPRESSO
擬ポテンシャル法と平面波基底を用いた第一原理計算ライブラリ。広範な物理系に対して、密度汎関数法に基づく電子状態計算を高精度で行うことができる。基本プログラムのほかに多数のコアパッケージ・プラグインが含まれ、無償ながら研究・開発に利用できる多くの充実した機能を持つ。MPIによる並列計算にも対応している。
ホームページ
公式ページ: http://www.quantum-espresso.org
MateriApps: https://ma.issp.u-tokyo.ac.jp/app/720
インストール済最新バージョン
2023/5/22 現在、以下のバージョンがインストールされています。
システムB: 6.7, 6.8, 7.0, 7.1, 7.2(デフォルト)
物性研スパコンでの利用方法
以下、$MA_ROOT
は次のディレクトリに置き換えてください。
システムB: /home/issp/materiapps/oneapi_compiler_classic-2023.0.0--openmpi-4.1.5
インストール場所
$MA_ROOT/espresso
実行ファイルのインストール場所
$MA_ROOT/espresso/espresso-6.6-1/bin
(*) ビルド時のオプション等は
$ less $MA_ROOT/espresso/log
で確認できます。
サンプルスクリプトの場所
サンプルスクリプトは以下のフォルダ内にあります。
$MA_ROOT/espresso/sample_script/espresso.sh
なお、プリインストールされたQuantum Espressoを使用したい場合には、
$ source $MA_ROOT/espresso/espressovars.sh
を実行することで、プリインストールされている最新版のQuantum Espressoの環境変数等の設定が行われます。
バージョンを指定したい場合には、espressovars-x.y.z.sh
(x.y.zはバージョン番号)を実行してください。