お知らせ: システム運用

システム運用
2017/10/10
[システム B] xpmem 設定変更について
xpmem をデフォルトでは off に変更しました

 

 

物性研スーパコンピュータシステム共同利用
研究代表者・共同研究者各位

 

平素より物性研スーパコンピュータシステムをご利用いただきありがとうございます。

 

物性研スパコンには、XPMEMというカーネル拡張が導入されております。これまで、プロセス間の通信の高速化のために利用されていましたが、このモジュールが原因でユーザのプログラムが異常終了する場合があることがわかりました。

 

これまで、物性研スパコンにおいて、XPMEMが原因で異常終了するプログラムは一例しか確認されておりませんが、その後の調査で、XPMEMが通信の高速化に与える影響は限定的であることが判明したため、10/6にデフォルトでオフとすることにいたしました。

 

もし、この変更により通信速度が遅くなったと感じる場合、ジョブスクリプトに

export MPI_XPMEM_ENABLED=1 (sh系)
setenv MPI_XPMEM_ENABLED 1 (csh系)

と設定していただければ、XPMEMが有効となりますのでお試しください。

 

詳細につきましては利用の手引きをご参照ください。

 

以上、よろしくお願い致します。

 

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  物性研究所大型計算機室
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