物性研スーパーコンピュータシステム共同利用
平成27年度研究代表者・共同研究者各位
平素より物性研スーパコンピュータシステムをご利用いただきありがとうございます。
先日、キュー構成の変更についてお知らせいたしましたが、この変更により影響を受けるジョブについてお知らせいたします。
9月11日の定期保守にて小規模キューが新設され、F36、L36、B36キューは定期保守後に8ノード未満のジョブが投入できなくなりますが、定期保守以前に投入されたジョブは、使用ノード数が8ノード未満であっても、定期保守後に問題無く実行されます。
ただし、定期保守後に実行された場合、4ノード未満のジョブについては使用ノード数についてポイントが課金されますが、4ノード以上のジョブについては、4ノードを単位として切り上げで課金されます。たとえば5ノードを使用するジョブは8ノードを占有したとして、9ノードを使用するジョブは12ノードを占有したとして課金されますのでご注意ください。
以下は先日のお知らせ内容です。
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9月11日の定期保守において、システムBのキュー構成を以下の通り変更いたします。
・小規模ジョブ用に、F4、L4、B4キューを新設。
・最小ノード数: 1
・最大ノード数: 4
・課金/占有ノード単位: 1ノード単位
・F36, L36, B36キューを以下のように修正
・最小ノード数: 8
・最大ノード数:36
・課金/占有ノード単位: 4ノード単位
目的:
これまでの利用状況を確認したところ、1ノードジョブと36ノードジョブが共存することで一部のジョブが長く待たされていることがわかりました。そこで、新たに小規模ジョブ用のキューを設けることで、小規模キュー(1〜4ノード)、中規模キュー(8〜36ノード)、大規模キュー(37〜ノード)の三種類のキュー構成とし、それぞれに計算資源を別に割り当てることで、ジョブの平均待ち時間を短縮すると共に、計算資源の利用効率も高めることを目的とします。
注意:
小規模キュー(F4、L4、B4)は、利用ノード数が1ノード単位となりますが、中規模キュー(F36、L36、B36)では4ノード単位となります。例えばF36キューにおいて9ノードを利用する場合には、実際には12ノードが確保され、12ノードに対して課金されますのでご注意ください。
また、5〜7ノードのジョブを実行したい場合は、F36、L36キューにおいて8ノードを確保した上で、5〜7ノードを利用していただくようお願い致します。その際、ポイントは8ノードを利用したとして課金されますのでご注意ください。
各キューへの割り当て計算資源などの詳細につきましては、定期保守後に更新される利用の手引をご参照ください。
ご不明な点がございましたら、物性研電子計算機室までお問い合わせください。
物性研電子計算機室
center__at__issp.u-tokyo.ac.jp (__at__を@にして下さい。)