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2015/08/06
物性研スパコン新システムBがTOP500で54位、Green500で15位を獲得

物性研の新スーパーコンピュータシステム(システムB;2015年7月より運用開始)の性能が掲載された、TOP500、Green500のランキングが発表されました。TOP500、Green500は、巨大な連立方程式を解くLINPACKというプログラムの実行速度を計測し、その演算性能及びエネルギー効率を公開する世界ランキングで、年に2度更新されます。TOP500はシステム全体の演算性能の、Green500は電力消費量あたりの演算性能のランキングです。

物性研のシステムB(システム名 Sekirei)は、大規模メモリを搭載したFATノード、CPUのみから構成されるCPUノードと、GPGPUを搭載したACCノードの三種類のノードから構成されるハイブリッドシステムです。

 

2015 年7月13日に発表されたTOP500では、CPUノード部が1.15 PFLOPSで54位ACCノード部がSekirei-ACCとして777.4 TFLOPSで88位に認定されました。また、2015年8月1日に発表されたGreen500では、ACCノード部が3045.05 MFLOPS/Wで15位、CPUノード部が2028.40 MFLOPS/Wで72位にそれぞれ認定されました。

 

今回の結果は、物性研のシステムがトータルの演算性能、エネルギー消費効率の双方において優れたシステムであることを示すものです。