システム運用
2023/04/06
旧バージョンのIntelコンパイラの利用停止について
物性研スーパーコンピュータシステム共同利用
研究代表者・共同研究者各位
平素より物性研スーパーコンピュータシステムを
ご利用いただきありがとうございます。
Intelコンパイラに関して、
Intel oneAPI DPC++/C++ Compiler 2022.2.1以前のバージョンにおいて
重大なセキュリティ脆弱性があることが発表されました。
そのため、4/4(火)より
システムB(ohtaka)およびシステムC(kugui)にお
以前導入されていたバージョンのIntelコンパイラおよび
関連ライブラリはmodule listから削除され、
Intelコンパイラの最新版としてIntel oneAPIが導入されております。
module名はシステムBでは「oneapi_*」、
システムCでは「intel-oneapi」となっています。
明示的にmodule loadで旧バージョンを指定している場合、
コンパイラの実行に失敗する可能性があります。
また、Intel compiler + Intel MPIの組み合わせでの
プログラムの実行性能の低下やクラッシュの報告をいただいており
障害対応までは Intel compiler + OpenMPIの組み合わせ
やIntel以外のコンパイラを利用するなどの対応をお願い致し
VASP などのプリインストールされているソフトウェアに関しても、
再コンパイルを行っていく予定です。
ご不便をおかけしますが、
何卒宜しくお願い致します。
物性研究所大型計算機室
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